外壁塗装をする前に知っておきたい塗料の基本知識

外壁塗装をする前に知っておきたい塗料の基本知識

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塗料の形態

塗料には、「液状塗料」と「粉体状塗料」がありますが、
殆どは液状塗料です。

 

そして、液状塗料には、溶剤型塗料、無溶剤型塗料、水性塗料があります。

 

それでは、溶剤型塗料、無溶剤型塗料、水性塗料の特徴、
粉体状塗料の特徴を見てみましょう。

 

(1) 液状塗料

 

・溶剤型塗料

 

溶剤型塗料は、樹脂、項か剤を溶剤に溶解し、顔料などを分散、混合したもので、
最も一般的な塗料です。

 

溶剤型塗料のメリットは、乾燥性、塗装作業性に優れ、
均質な塗膜が得られるところにあります。

 

溶剤型塗料は固形分濃度により、低固形分塗料(10〜40%)、
中固形分塗料(40〜70%)、高固形分塗料(70%以上)というように分けられます。

 

この固形分の%は、あくまでも目安ですが、塗料中の揮発性有機化合物(VOC)が、
環境問題化しているため、今後はどのように削減していくかが、
塗料技術の最重要課題になっています。

 

・無溶剤型塗料

 

無溶剤型塗料は、溶剤を使用せず、100%固形分になる液状の塗料のことです。

 

スチレンで希釈した不飽和ポリエステル樹脂塗料や、
アクリルモノマーとオリゴマーを混合した紫外線硬化塗料などが、
無溶剤型塗料の例です。

 

・水性塗料

 

水性塗料は、溶剤を水に置き換えた塗料で、
水に溶解する水溶性樹脂を用いると、膜性能が劣ります。

 

ですから、通常は水に粒子状に分散した樹脂を用います。

 

そして、水性塗料では、乾燥のコントロールがとても重要です。

 

さて、、建築用のエマルション塗料が、水性塗料の例ですが、
このエマルション塗料は、
0.1〜1μm程度の粒径のポリマーエマルションを使用しています。

 

工業用途にもポリパー粒子分散型の水性塗料が多く用いられます。

 

また、一般的に、水性塗料であっても、塗装作業性や成膜性向上のため、
少量の有機溶剤を使用します。

 

(2) 粉体状塗料

 

粉体塗料は、固形樹脂と顔料を溶融し、混練し、数十μm程度の粒径になるように
美粉砕した粉状の塗料になっています。

 

粉体塗料は、焼付け時に溶融し、均一膜を作りますが、
課題があります。

 

たとえば、塗料そのものの凝集がなく、
塗膜外観性が良好な塗料を得ることなどが課題の一つになっています。

 

固形樹脂と顔料を施行現場で溶融・混合している
道路標示塗料も粉体状塗料です。