外壁塗装をする前に知っておきたい塗料の基本知識

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日本の塗料工業

1854年、ペリー来日の折に洋館が建築され、
そこで初めて日本で、洋式ペイントが用いられました。

 

それまでの日本の塗り物は、
漆や柿渋でした。

 

しかし、ペリー来日以来、1860年ごろから
主に英国からペイントを輸入し、
船舶や鉄橋、汽車、建築などに用いる様になりました。

 

1873年、明治7人、茂木重次郎が亜鉛筆とともに、
日本で初めてペイントの製造を開始し、
最初の塗料会社を設立しています。

 

そして、記念すべき特許第一号認定は、
1884年の堀田瑞松の「錆止塗料および其塗法」です。

 

第一次世界大戦後、硝化綿ラッカーがアメリカで作られる様になり、
これは、速乾性の光沢塗料としてフォード車の自動車塗装にも
用いられるようになり、日本にも輸入されました。

 

昭和初期になると、フェノール樹脂、フタル酸樹脂が開発されました。

 

これは、合成樹脂塗料のさきがけとなったものです。

 

やがて、第二次世界大戦に突入しましたが、
第二次世界大戦中は、飛行機用や船底用塗料の研究が主に行われており、
大きな進展はありませんでした。

 

しかし、第二次世界大戦後、1948年、
「日本塗料工業会」が設立され、
1951年になるとメラニン樹脂やビニル樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル樹脂等が開発され、
合成樹脂塗料が本格的に作られる様になりました。

 

1955年、昭和30年代に入ると、
高度経済成長の並みにのり、塗料の生産量も大幅に増加し、
塗料の品質も様々な分野のニーズに沿ったものになってきました。

 

1973年、1982年の石油ショック、1990年代からのバブル崩壊により、
塗料業界も厳しい試練を迎えましたが、
中国や東南アジアなど、発展の著しい国での海外展開などによって、
成長し続けています。

 

日本国内では、成熟産業と言われている塗料産業ですが、
世界的にはまだ成長を続け、可能性の広がる成長産業です。

 

2003年の時点で、塗料の生産量が最も多いのはアメリカです。

 

続いて中国、ドイツ、日本、イタリア、スペインと言う順になっています。

 

また、日本国内の塗料品種別生産量を見てみると、
合成樹脂塗料の内訳は溶剤型が多く、
続いて水系塗料、固形樹脂塗料の順になっています。